サーフスケートボードでサーフィンが上手くなる!STEP2
STEP1ではサーフスケートの正しいスタンスと基本姿勢、そして長く横に進むためであり、スピードを上げるための技術であるアップスの練習方を教わりました。第二弾となるSTEP2では、サーフィンの基本中の基本と言われているターンの練習方をピックアップします。
~基本のターン~
ターンといってもサーフィンには様々な種類のターンがあり、乗る波のクセなどに合わせてタイミング良く乗る事が重要となります。
どんなシチュエーションでも必要不可欠なのが”ボトムターン”と言われるターンで、波のボトム(下)からトップ(上)にターンする技術。基礎中の基礎であり、実はかなり奥が深い。より深いターンを極めていきたい、サーファーの誰もが追求する技の1つではないでしょうか。ボトムターンが出来るようになると、応用でカットバック(波のパワーゾーンに戻る技術)や、トップターン(トップ部分でサーフボードを返す技術)にも生かせるようになり、よりサーフィンが上達する事間違いなし。
ボトムターン
ボトムターンの基本は、波のボトムに降りて、身体を寝かし、弧を描きながらトップにターンをする事。タイミングはもちろん、体幹バランス、目線、重心が重要となります。ポイントは、ボトムに降りきる前からレールを徐々に入れ、スピードを感じながら全身をバネのようにしてタイミングよく発射するイメージ。動画を見ていただくと、重心を落とし、目線、身体、レールを入れる順番で動いているのが分かると思います。行きたい方向を確認して、そこに合わせて肩、腰、ヒザ、ボードの順番で自然体で動かします。
進みたい方向に向かって行く簡単な方法は、まず行きたい方向を見ること。目線が向いている方向に自然と身体がまわり、実はすんなりそっちの方向に動けます。変に動かそうとするより、少しリラックスしてやってみると分かると思いますので試してみてください。
ターンの最初は、前足よりに重心を乗せて、しゃがみながら徐々にレールを入れる。
前足の方に重心を落とすポイントは、後ろ足の膝を内側に入れるようにすること。これで簡単に重心が落とせます。写真ではこの時に目線が波のトップ(行きたいところ)に向いてるのが分かります。
しゃがんだら波側に身体を寝かせ、その状態を維持しながらタイミングを待つ、耐える。徐々に目線の方(トップ)へ身体が向いてきてるのが分かります。
トップに上がる時(発射)は、体重を後ろ足の方にうつしながら伸びると縮めた身体がバネのような役割りをしてトップへのターンのスピードを増幅させてくれます。ボードまで完全にトップを向いているのがわかります。
トップに上がっている時は伸びきってしまうと技が繰り出せないので、伸びきらずに少し余裕がある程度にする。前足の膝を胸に引きつけるように練習すると更にいいターンが出来るようになります。前足の方に重心があると引きつけるのが大変ですが、後ろ足の方に重心があると膝が上げやすくなります。スケートボードで、重心を落とし、目線、身体、レールを入れる、ためて発射までしっかりと身体に染み付かせて、実際に海にでて様々な波でトライしてみましょう!
講師 73Rライダー“熊倉一真”
波との波長が合ってくれば、ボトムターンでタイミングを合わせてトップに上がり、ローラーコースターやリッピングなどのトップターンも出来るようになります。更に、ボトムターンの重心の掛け方やレールの入れ方などを応用して、ターンをかける場所を変えるとカットバックも出来るようになるはずです。
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